個人向け国債
2006年1月より、個人向け国債において新しい商品が販売された。5年満期の固定金利型である。 特徴としては、 以上を踏まえて、5年物と10年物を比較すると、
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皆さんは「国債」をご存知でしょうか。国の債券、つまり国が発行する借金証書のことです。国債という商品はすごい昔からありますが、「個人向け国債」という商品は、2003年に初めて売り出されました。 通常「国債」は凄いお金が無いと買うことが出来ない、「債券市場」という市場があって国債の売り買いが行なわれている、証券会社や銀行、農協などで買う、などの特徴がありますが「個人向け国債」はちょっと変わります。 個人向け国債の特徴は と、いったところでしょうか。 注意する点は「1年以内に換金は不可」「お店によっては口座管理料(国債保管料)を取る所がある」という点でしょう。 「個人向け国債」が発行された背景には、各企業や金融機関(銀行など)に対して国債が売れにくくなっている点(すでに大量に保有しているので買えない、会社がお金が無いので買えない)、個人資産が銀行などに凄い眠っているのに動かないのでそれを何とか動かしたい、などがあります。 売るときの計算ですが、たとえば2004年1月1日に1万円購入したとします。2004年12月31日まで売り出せません。その間に配当が2回あります。1月1日に売り出せば、前2回分の配当が手数料として取られるので、1万円のみ返ってきます。逆に1月2日に売れば、1日分だけ配当が付きますので1万円+年率の365分の1だけ配当が付きます。 最後に「国が借金する」という点ですが、借金を返さないことを「デフォルト」と呼んでいます。国がデフォルトを起こすのは稀なのですが海外では実際に起こっている現象です。さらに「国債はどれだけ信用が置けるのか」というランク付けを国際的に行なっている会社もあります(格付け会社)。ある程度参考になりますので参照されると良いでしょう。 |