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株の質問と答え
Question and Answer

ホームページ設置から数年が経ち、その間、様々な方から質問を頂きましたので、質問と答えを列挙します。勿論これからも皆さんのご質問をお待ちしています!

メールなどで頂いた質問事項

  •  信用買い残りってどういうことですか?買いたい株数が残ってるって事ですか?
  •  ソニーは100株で1単位ですか?ミニ株で買えるはずですが。
  •  仕手ってなんなのでしょうか?
  •  株を始めたいのですが幾らから始められるんですか?
  •  株価ってどうやって決まるんですか?
  •  株価と相続税の関係は?
  •  日経平均先物って何ですか?
  •  SQって??
  •  MM銘柄って何ですか?
  •  時期は違いますが同じ銘柄を買いました。売る順番は指定できる?
  •  信用売りと現物買いを同じ銘柄で同時に行っていますが、配当金を得る方法はある?
  •  チャートって何?パラボリック?エンベロープ?



  • 今後も、ご質問も受付けています!ご質問はこちらから!

    信用買い残りってどういうことですか?買いたい株数が残ってるって事ですか?

    まず信用取引の説明ですが、信用取引の「信用」とは、証券会社や日証金といった会社が個人(または法人)に「あなたを信用しよう、だから株を貸しましょう。あるいはお金を貸しましょう。ただし担保を入れて下さいね。」という意味です。そういうことをやって取り引きをする事を信用取引といいます。

    まず個人が信用を得て、証券会社等から100万円を借りたとします。

    お金を借りる場合は「現物株買い」で、将来この銘柄は上がるだろうなぁと推測して、借りたお金で現物株を買います。(これを信用買いと言います)。それで半年後までに、買った株が100万円以上に値上がりすればその株を売って、100万円+利息を支払えば、利益は自分の懐にしまえます。

    また個人が信用を得て、証券会社から株を借りたとします。それで、時価100万円の株を証券会社から借りたとします。それをすぐに売ってしまって値下がりを待ちます(これを信用売りと言います)。それで50万円まで株が値下がったところを買ったとします。そして株を返すときにその買った株を返せば、その人は約50万円儲かります。(利息を払うので正確には50万円よりもう少し少ない)

    これが信用取引の基本形です。お金を借りる、もしくは株を借りるというのは期限が有ります。返す期日のことをsq(スペシャルクォーテーション=直訳すると特別な4半期)と言います。

    つまり信用買いの株数(信用かいざん(買残)といいます)が多ければ多いほど、この銘柄の株価は値上がりすると読む人が多いという事になります。実際に値上がりすると、信用買いしている人は株を売ってお金にしなければいけないので株価がまた冷えてきてしまいます。ですので信用買い残が多ければ多いほどその銘柄は値上がりしにくいのです。

    逆に信用売り残が多ければ多いほど、株価が下がってくるに従って株を買わなければならないので、株価は下げ渋ります。

    信用買い残と売り残の関係は以上のとおりです。

    最後に担保についてですが、お金を仮に100万円、証券会社へ入れたとします。それで信用許可が出たあかつきには、担保額の約3倍までお金(株)を貸してくれます。借りたお金で株を買って、失敗して借りられる限度額より80%まで下げてしまった時、「追証(オイショウ)」と言って担保の追加を求めてきます。

    今回100万円担保に入れたとすると、約300万円前後まで借りられますが、仮に240万円まで資産価値を下げてしまうと追証発生となるわけです。まぁ初めから限度額いっぱいいっぱい(この場合300万円)丸々借りなければいいんですが....。

    担保は「現物株で100万円相当」でも構いません。ただし株を担保に入れた場合、時価が毎日変動しますので、担保額が変動してしまい借りられる額も毎日変動してします。仮に担保に入れた株価が急落して80万円となってしまった場合、借りられる額は300万円から240万円と急減してしまいます。

    株を担保にした場合、例えば時価100万円の株を担保にしても丸々100万円と見てくれません。約8掛け(証券会社による。)で証券会社は見ます。またこの掛け率は銘柄によって変わって、例えばソフトバンク株を担保に入れても6掛けでしか見てくれない証券会社もあります。理由は上記の通りです。

    借りたお金や株を返す期日を設定しない場合もあります。その場合は手数料を払えばいつまでも借り続けることが出来ます。

    また、信用売りの場合、貸してもらう株を証券会社などが調達するのですが、調達料の名目で一定の金額を支払い続ける必要がある場合があります(逆日歩という)。

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    ソニーは100株で1単位ですか?ミニ株で買えるはずですが。

    まず答えから言いますとソニーは100株で1単位となります。大体時価が1株1万円台とすると1単位を買うときは100万円台という事になります。
    1単位とは株を売買する際の最小単位を指す言葉で、どの会社の株が1単位何株なのかは新聞を見ればわかります。

    その最小単位より少ない株数で買える株を「ミニ株」といい、1単位の10分の1の単位で売買させてくれる証券会社が有ります。全ての株がミニ株で買える訳ではなく、買える株が決められています。また証券会社によって、扱う「ミニ株」に違いがあります。ミニ株を買う前に事前に資料等で確認しましょう。

    その場合、最小単位に満たない株を持つ間は、経営に参加するなどの議決権を持ちません。逆に配当は、持分に応じてもらえます。

    10分の1単位を10回買えば最小単位となりますが、そうなれば一般の議決権等の資格が得られます。

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    仕手ってなんなのでしょうか?

    こちら
    を参照願います。

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    株を始めたいのですが幾らから始められるんですか?

    1単位が何株なのかというところですが(1単位の意味は問2の「ソニーは100株で1単位ですか?ミニ株で買えるはずですが。」の欄を参照してください。)、本当に安い株は1単位で千円という株もあります。ただそれは、もうすぐ上場廃止となる銘柄などで投機的と言わざるを得ません。では普通の売買は幾ら位から出来るのか。

    100株で1単位という銘柄も多く、1株2〜7、800円という安さ(1単位で2〜7、8万円)もあります。また1単位が1株という銘柄もあり、やはり数万円で買える銘柄が有ります。

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    株価ってどうやって決まるんですか?

    例えば何々という会社の発行株数が何万株だから、これくらい買えば幾ら位上がる、という計算式は存在しません。買いたい株価を明示して、その株価で売るよ!という人が出てくればそれで株価成立です。
    例えば私はタイトー株を所有していましたが、その日は10万円前後でウロウロしていました。そこで私は9万2500円で買い指示を出したところ、その株価で売って上げるという人が居たので9万2500円で買う事が出来ました。株価成立です。

    また、株価は適当に決まるのではなく、直前で決まった株価から一番不利な条件を示した人(高値で買う、安値で売る)人から売買が決まって行きます。または「1株何円でもいいから1万株買いたい」という人が現れれば、その人は優先的に株を買えます。逆もまた然り、です。

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    株価と相続税の関係は?

    株を相続する場合、株価の高低によって相続税が変わって来ますが、上場株の場合の株価の決定方法は、その1「「相続した日の終値」その2「相続する日が属する月の終値の月平均額」その3「相続時の前月の終値の月平均額」その4「相続時の前々月の終値の月平均額」という4通りのなかで一番低いものを採用します。

    未上場株の場合、相続する会社と同業の会社の株価を参考にしたり、支払われる配当を元に計算したり、会社の規模を参考にしたり、また、株の種類(議決権が無い株、配当を優先的にもらえる株、黄金株など)によっても変わってきます。

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    日経平均先物ってなんですか?

    日経平均はご存知ですか?あれが今後上がるか下げるかを読んで、その希望価格を売り買いをします。例えば日経平均が2万円くらいだとして、今後は下げる!1万円で日経平均先物を売る権利を買おう!(最終的に相手に買わせる)もしくは買う権利を売ろう!(相手に買わせる)などという形で売買します。でも期限が合ってSQと呼ばれる日までにその売買を終えなければいけません。

    日経平均は通常「日経225」の事を指します。東京証券取引所1部に上場されているうちの225銘柄の株価合計を”除数”で割ります。データ連続性の関係上、除数は修正されていきます。他に「日経500」、また類似商品として、「TOPIX先物」というものも有ります。考え方は同じです。詳細につきましては東証や、日経新聞社のホームページを参照ください。

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    S.Q.って?

    先物取引(信用取引)や、オプション取引で買ったり売ったりした人が強制的に清算される日のことでその月の2回目の金曜日を指します。スペシャルクォーテーションという風に読むそうです。先物取引は3ヶ月毎、オプション取引は毎月、S.Q.が訪れます。
    3・6・9・12月の2回目の金曜日はS.Q.が重なり、大事な局面だと言われます。先物買いをした人は売りを、先物売をした人は買いをします(オプション取引も同じ)。しかも強制的にです。

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    MM銘柄ってなんですか?

    詳しくはこちらをご覧下さい。

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    会社から株券を貰いました。どうやって売るの?

    最近はストックオプション( ここに留意せよ!を参照)が定着してきた模様ですね。

    まず株の売買は証券会社経由でないといけないので、証券会社の口座を開かなければいけません。ストックオプションで会社から株を貰った場合、幾らで貰ったのか(仕入れ値)を証明しなければいけなくなると思います。 売るときに税金が掛かるからです。その辺りは会社の方か、証券会社でしっかりと確認すべき点でしょう。

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    時期は違いますが同じ銘柄を買いました。売る順番は指定できる?

    詳しくはこちらをご覧下さい。

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    ビジネス誌とマネー誌はどう違うの?

    結論から先に書きますと、ビジネス誌というのは経営者の視点を、もしくは視点から書いていると言えるでしょう。マネー誌とは、会社の業績や経営状態などを、株式市場の視点で書かれていると言えるでしょう。時事問題が株式市場に及ぼした影響なども細かく書かれます。

    ビジネス誌は経営側の主観論や編集者の客観論などで構成される事が多く、マネー誌は編集者(エコノミストやアナリスト)の主観が掲載されていると言えます。特にマネー誌は今までの統計数値や企業業績を踏まえて、編集者の持論を展開する記事が目立ちます。

    また、そういった違いによりマネー誌は総じて強気な記事が、ビジネス誌は強弱まちまちの記事が掲載されているようです。

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    上場前の株を買う方法は?上場前の株を買う人をどうやって探すのですか?

    通常、株の売り買いは証券取引所で行ないます。ですが、上場していない会社の株を買う、もしくは売る人もいます。上場するときに高値になったらすぐに売り出すのが目的で買うのです。ですが、上場前の株はどうやったら手に入るのでしょうか。それが俗に言う「縁故株」と言われるものです。

    上場前なので会社の知名度は一般的に低く、株を売るにも売る手段がほとんどありません。知名度が低い為に信用度もはかり難く、株を買っても倒産されてはかないません。ですが取引所で売り買いを行える様にするには厳しい審査に通らなければならず、誰でも上場できると言うものではありません。

    そこで、経営者の知人や縁者しか手に入れられないと言うところから、上場前の企業の株は「縁故株」と呼ばれます。

    上場前の株を安く手に入れ、上場後に高値で売る手法は昔からあり、時々インサイダー取引に絡むケースも見受けられます。インサイダーとは、経営陣などから確実に儲けられる株の情報を仕入れて、実際に儲けてしまうことをさします(仕手とは違います)。インサイダーは違法なため、注意が必要です。また、未上場株の売買を行う証券会社もあります。詳細は証券会社へお尋ねください。

    また、上場直前になると、証券会社が買いたい人を募る場合があります。幾らくらいなら買いたいのか、事前に調査を行い(買いたい人の調査票(ブック)を積み重ねる(ビルディング)様子から事前調査はブックビルディングと呼ばれる)、抽選などで買いたい人を選ぶ場合もあります。

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    信用売りと現物買いを同じ銘柄で同時に行っていますが、配当金を得る方法はある?

    株を買った場合、規定の日を過ぎると配当金が貰える場合があります。企業が配当を行う場合です。ところが、信用売り(信用取引については1つめの質問「信用買い残りって・・」を参照)を行なっていると、配当金を出す企業だった場合は証券会社へ配当金に相当する金額を支払わなければなりません。

    今回の質問の場合、現物株で配当金を得る代わりに同額の金額を証券会社へ支払いますので実質プラスマイナスゼロとなります。これを避けるには信用売りを解消(現物株を買って返すか持っている株を返す)する必要があります。

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    チャートって何?パラボリック?エンベロープ?

    チャートとは、過去の数値を使ったグラフのことです。過去の何の数値を元にグラフ化したのか、チャートによって異なります。株価をグラフ化したものが多いのは当然なのですが・・。

    チャートそのものは何種類もあって、市場や各銘柄の動向を探し出すために用いられます。ですが、いつしかその考え方が逆になり「市場参加者が最も多く用いるチャートの方向に相場が流れる」「したがって、自分もそのチャートを用いればチャートどおりに市場が展開されるはずだ」と考えられています。

    つまり銘柄ごとに、どのチャートが多く利用されているのかチャートの種類が違うわけです。時期がずれれば違うチャートが利用される可能性もあります。また、複数のチャートを使用する銘柄もあるかもしれません。さらに、ソニーや京セラといった国際的な優良銘柄は外国人も多数売買するため、国内で利用されているチャートが当てはまらない、とする意見もあります。

    パラボリックとは、SAR(ストップ アンド リバース)という線を引き、この線をローソク足が越えたら買い、この線をローソク足が割り込んだら売りサインです。
    エンベロープとは、移動平均線の上下に線を引き、トレンドを把握します。移動平均線より+0.05%、+1%、-0.05%、-1%などの線を引き、これらの線が上値(天井、もしくは抵抗線)、もしくは下値(底、もしくは指示線)を示します。移動平均線の上下に引く線の%はマチマチになるようです。これらの線を越えて移動平均線が極端に動いた場合は、トレンドが変わった、と見ます。

    その他、様々なチャートが利用されます。

    各会社の経営に関する情報は、瞬時に市場に知れ渡るものもあれば、時期がずれて知れ渡るものもありますし、関心が向かなくて、そのまま株価に反映されない場合もあります。「投資家は必ずしも合理的な売買は行なわない前提で考える」「情報があらわになった瞬間に株価に反映される前提で考える」など、そういった投資家の心理を調べるとき、「効率的市場仮説」「行動ファイナンス」などで検索すると良いでしょう。

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    皆さんからの質問も随時受け付けています。基本的な質問等はここで掲載させていただきます!


    それでは実際の株式市場を観察してみましょう。

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