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その3


値幅制限

値幅制限とは、市場で株価が急激な変化をして、投資家が被害をこうむらない為に設けた「1日の値段の上下制限の事」で、株価によって値段が違います。下の表は値幅制限の値幅を示しています。



2001年1月現在
MM銘柄には値幅制限が適用されません。新規上場銘柄には値幅制限が適用されない場合があります。
株価上場株の値幅店頭株の値幅
100円未満上下30円上下50円
100円以上200円未満上下50円
200円以上500円未満上下80円上下80円
500円以上1000円未満上下100円上下100円
1000円以上1500円未満上下200円上下200円
1500円以上2000円未満上下300円上下300円
2000円以上3000円未満上下400円上下400円
3000円以上5000円未満上下500円上下500円
5000円以上1万円未満上下1000円上下1000円
1万円以上2万円未満上下2000円上下2000円
2万円以上3万円未満上下3000円
3万円以上5万円未満上下4000円上下5000円
5万円以上7万円未満上下5000円上下1万円
7万円以上10万円未満上下1万円
10万円以上15万円未満上下2万円上下2万円
15万円以上20万円未満上下3万円
20万円以上30万円未満上下4万円
30万円以上50万円未満上下5万円上下5万円
50万円以上100万円未満上下10万円上下10万円
100万円以上150万円未満上下20万円上下20万円
150万円以上200万円未満上下30万円
200万円以上300万円未満上下40万円
300万円以上500万円未満上下50万円上下50万円
500万円以上1000万円未満上下100万円上下100万円


本当はまだまだ続きますが、ひとまずここまでとしておきます。

株価が値幅制限いっぱいに安くなると「STOP安」、高くなると「STOP高」と呼び、こうなってしまうとその日のうちには、これ以上は値段が上下しません。このような状況になると市場は比例配分を実施します。通常は早い時間に注文を出した人から売買が決まり(時間優先の原則)、もしくは条件が不利な人(高値で買いたい人、もしくは安値で売りたい人)が優先的に売買(価格優先の原則)されますが、比例配分時は値幅制限いっぱいの価格で順々に注文をさばいていきます。買い手、売り手どちらかが片付くと比例配分終了、通常の売買に戻ります。

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